遮光器土偶=新生児
どうも。会社内でぶっ倒れを繰り返して停職しているものです。
労働サボれる!休暇満喫ゥ!というテンションにはならず、身体の調子と内なる幻覚と戦っています。
本題ですが、「遮光器土偶=新生児」説についてお話したいと思います。
「説」といいながら根拠のない単なる思い付きですが。
さて、事の発端はNHK札幌が北海道の縄文遺跡群が世界遺産に登録されたとのことでAR遮光器土偶なるものがインターネットで公開されていたことです。
二番目のリンクを踏んで、ぼくはひたすら土偶をくりくり回していました。
土偶=「女性が自分から見た自分の姿を粘土でこねて作った」という説を小耳にはさんだことがあったからです。詳しくはヴィレンドルフのヴィーナスで検索してね。
ヴィレンドルフのヴィーナスの話をまとめると以下のような感じ。
しかし遮光器土偶にはいまいち女性観がない。何より豊穣のモチーフである乳房と妊娠のがイメージがどこから見ても沸いてこない。
これはいったい何だろうと考えているうちにある一つの仮説にたどり着きました。それは、この土偶は新生児を表しているということです。ぼくがこの考えに至ったきっかけは遮光器部分にあります。自分で自分の目は見えないが他の人と同じような形だろう、あるいは水面を鏡にしてなんとなくこんな形だろうというのがあるはずです。しかしこの土偶の目はふつうの人の目とは異なる一見異様な形をしています。
一体だれの目かを考えたときに、新生児がフと頭をよぎりました。実際に見比べてみましょう。
泣いている赤ちゃん、眠っている赤ちゃん、全員目を閉じていて、目の周りの輪郭がはっきりしていて、まるで遮光器土偶のように見えませんか?
はじめに挙げた遮光器土偶の等身をみてください。土偶は、とても大人とは思えない低等身ですが子供の等身なら納得できるのではないでしょうか。
そして極めつけは腕・手・もも・足の形状です。遮光器土偶ではおおきな腕、おおきな足に小さく手足指が生えていますね。遮光器土偶と比べてみましょう。
どうでしょうか、赤ちゃんの腕、ももはパンパンに腫れ上がっていて手足指は小さく見えませんか。
遮光器土偶の股の部分ふきんには小さい穴が開いています。これはヘソの尾を切り取られたヘソなのでは。
とすると土偶の装飾の意味するとことは赤ちゃんが誕生したときに何か宝玉を巻く儀式があったのではないか。
など
いろいろ考えております。
真相は遠い過去、でもそのときに作られたもの・作った人の気持ちを想像することが非常に面白く興味深い。